バランスボールのイメージ

愛犬の未来をパテラから守ろう。毎日のケアでずっと元気な足腰へ。

犬のパテラ(膝蓋骨脱臼)は特に小型犬に多い関節トラブルです。早期の観察と筋力アップが症状の予防と進行抑制のカギ。自宅でできるバランスボール運動と定期的な獣医師チェックで、大切な家族の足腰を守りましょう。

重要な5つの柱

1. バランスボールがパテラに効く理由

不安定な面で姿勢を保つことで体幹と四肢の筋肉が均等に働き、膝への負担を軽減できます。筋力バランスが整うと膝蓋骨のグラつきが減り、再発リスクも低下します。

2. 犬のサイズ別 バランスボールの選び方

  • 小型犬(〜8kg): 直径30〜45cmのドーナツ型またはピーナッツ型。地面に足が届く高さで滑り止め付き、適度な弾力。
  • 中型犬(8〜20kg): 直径45〜60cmのピーナッツ型や半球クッション。自然な姿勢を保てる低めの高さ、支えやすい横長形状。
  • 大型犬(20〜40kg): 直径60〜75cmのピーナッツ型またはドーム型ディスク。耐荷重100kg以上、グリップ力の高い素材、やや硬めタイプ。
  • 超大型犬(40kg以上): 直径75cm以上のピーナッツ型か大型バランスボード。人間用フィットネスボールの転用可(空気圧調整)、補助者同伴推奨。

3. 安全に始めるトレーニング手順

  1. 床に滑り止めマットを敷き、ボールを固定
  2. 最初は前足だけ乗せ、1分以内で終了
  3. 慣れたら後肢も乗せ、時間を2〜3分へ拡大
  4. 週3〜4回を目安に、無理せず継続

4. 使用時の注意点

痛みや腫れがある日は運動を中止します。空気圧を高めに保つと安定しやすく、事故防止になります。バランスを崩した際にすぐ支えられるよう、必ず傍で見守ってください。

5. まとめ

適切なサイズのバランスボールと段階的なトレーニングで膝を支える筋肉が強化され、再発リスクが減少します。獣医師と相談しながら、安全に取り入れて愛犬の足腰を守りましょう。

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バランスボールに乗る犬
ケガ|パテラについて, バランスボール, 愛犬のための情報

犬のパテラにバランスボールを使った運動が効果的

愛犬のパテラ(膝蓋骨脱臼)の予防・改善に役立つバランスボール運動を解説。筋力強化、関節の安定性向上、体幹トレーニングの方法を紹介し、安全な運動環境の作り方や適切なバランスボールの選び方も詳しく解説します。

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