焼津で磨いた香りと安心を食卓と愛犬へ届ける金虎
株式会社金虎は静岡県焼津市で創業した鰹節の老舗です。自社工場で鰹節の製造から削りまで一貫生産し、培った技術をペットフードにもいかしています。香りのよい鰹節づくりで知られ、食品と同等の管理体制で品質を守り続けています。
焼津港に揚がる新鮮な魚を選び抜き、丁寧に加工して全国へ届けています。鰹節は料理用として、ペットフードは愛犬の毎日を支える総合栄養食として多くの家庭で選ばれています。
会社を支える理念と歩み
金虎の根底にある考えは自然と調和し健康を支えるものづくりを続けることです。創業以来の職人技に加え、工程管理や衛生管理を強化して品質のばらつきを抑えています。焼津の魚を知り尽くした目利きと、現代的な管理手法が合わさることで安定した製品を生み出しています。
社史では焼津の町で鰹節製造を始め、工場の拡張や直売店の開設を経て現在の体制へと発展しました。ペットフード事業にも早くから取り組み、魚の魅力をそのまま活かした製品を育てています。
ものづくりの信頼を裏づける認証と記録
大井川工場は食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000に適合しています。最新の更新はISO22000 2018で、原料受け入れから出荷まで食品の安全を守る仕組みを運用しています。焼津という産地の強みと国際規格に基づく管理を組み合わせ、安心して選べる体制を整えています。
ISO22000認証が示す管理体制
ISO22000は危害要因の把握と管理を行い、継続的に改善するための枠組みです。工程ごとの衛生基準や記録の保存などが定められ、問題の早期発見と是正につながります。大井川工場の認証取得は、食品同様の厳しい基準でペットフードに向き合っている証しです。
創業と沿革の要点
創業は1913年で、焼津の地で鰹節製造を開始しました。流通と製造の拠点を整備し、削り節や粉末製品のラインを拡充させ、2010年代以降は自社のペットフードと犬用おやつを展開しています。2020年には犬用総合栄養食おさかなを発売し、魚の町の知見を生かしたブランドとして定着しました。
製品ラインナップの核になる鰹節とペットフード
金虎の鰹節は原魚の選定から製造まで自社で行い、香りとだしのキレを大切に仕上げています。薄削りや厚削り、糸削りなど用途に合わせた加工で、家庭料理からプロの厨房まで幅広く支持されています。削りはJAS認定工場で行い、削りたての状態を保つための包装にも配慮しています。
ペットフードは魚の魅力を主役にしたレシピが特長です。刺身に使われるマグロやカツオを中心に、シンプルで分かりやすい配合で仕上げています。魚由来のうまみと香りが立ち、食べむらが気になる犬にも導入しやすいのが魅力です。
犬用総合栄養食おさかなの開発背景と中身
おさかなは焼津の老舗鰹節屋が作った国産ドッグフードです。発売までに約2年の試作期間を設け、300頭を超える協力を得て改良を重ねました。2020年7月の発売以降、魚を中心とした食事を望む飼い主から支持を集めています。
レシピはマグロとカツオを主原料に据え、嗜好性を高める無添加のかつお節を重ねています。小麦やトウモロコシなどの穀物を使わない設計で、消化の軽さにも配慮しています。魚油に含まれるDHAやEPAが皮膚と被毛のコンディション維持に役立つ点も評価されています。
焼津の刺身用マグロとカツオを主役に
水揚げ後の鮮度管理にこだわった魚肉は、たんぱく質の消化性と香りの良さが魅力です。魚のやさしいうまみは毎日の食事を楽しくし、匂いに敏感な犬の興味を引きやすくなります。魚中心のたんぱく質は脂質が控えめで、体型維持を意識する時期にも使いやすい特性があります。
魚たんぱくの利点と食べやすさ
マグロやカツオは必須アミノ酸を含み、筋肉の維持や日々の活力を下支えします。刺身に用いるクラスの魚を中心にすることで、食いつきを落とさずにカロリーを過剰にしない配合を目指しています。魚本来の香りが立つため、人工香料に頼らず嗜好性を引き出せます。
グレインフリーの考え方
おさかなは穀物を使わない設計です。炭水化物源はばれいしょやさつまいもを組み合わせ、エネルギーを穏やかに補給します。グレインフリーがすべての犬に必要という意味ではなく、目的を明確にしたうえで穀物以外の原材料を選ぶことで、配合のシンプルさと消化の軽さを両立しています。
レシピの設計思想
香りと消化のバランスを最優先に、動物性たんぱく質を軸にしながら余計な添加を避けています。原材料の表示は分かりやすさを意識し、飼い主が配合を把握しやすいように整理されています。自社工場での管理によりロットごとの品質差を抑え、毎日の食卓に同じ満足を届けることを目指しています。
さつまいもやばれいしょで穏やかなエネルギー補給
消化の負担をかけにくいでん粉を選び、食後のもたつきを抑えることに配慮しています。野菜由来の食物繊維が腸内環境の維持を助け、便の状態を安定させやすくなります。魚たんぱくとの相性が良く、総合栄養食としてのバランスを整えます。
かつお節の香りで食欲を支える
無添加のかつお節を活用して素材の香りを引き出します。嗜好性を人工的に高める成分に頼らず、魚のだしが持つ自然な香りで食欲を後押しします。風味の落ちを防ぐため、開封後は密閉容器で湿気を避けて早めに使い切ることが推奨されます。
伝統とテクノロジーが息づく製造現場
焼津の自社工場では原料の仕入れから加工や充填まで一貫管理を行っています。工程ごとに衛生基準を定め、温度や湿度の管理、清掃と点検の記録などを徹底しています。食品同様の基準でペットフードも扱い、安定した品質を維持しています。
削り工程ではJAS認定工場で削りたてを素早く包装し、香りを閉じ込めています。だしの取りやすさや口当たりを左右する削り厚は熟練の調整で仕上げます。こうした技術の積み重ねが香りのよさと満足度につながっています。
一貫生産と工程管理
魚の買い付けから製造まで自社で完結させることで、トレーサビリティを高めています。食品安全の国際規格に沿って危害要因を把握し、日々の監視と改善を続けています。長年の鰹節づくりの経験値が、ペットフードの安定性とおいしさにも直結しています。
JAS認定の削り工程と衛生管理
削りはJAS認定工場で行われ、削りたての風味を逃さないよう充填と包装を工夫しています。清潔な環境と機器の保全が香りとだしの質を守り、プロの現場でも家庭でも使いやすい品質を実現しています。
地域とともに歩む取り組み
金虎は地元の漁業や食品産業と連携しながら、産地の強みを生かしたものづくりを続けています。焼津の海で育まれた資源を大切に扱い、適切な加工で付加価値を高めて地域へ還元しています。店舗やオンラインでの発信にも力を入れ、消費者の声を製品改良へ反映しています。
これからの展望
魚の栄養を活かした新製品の開発や販路の拡大に挑みます。食品とペットフードを横断する品質管理の知見を深め、環境に配慮した取り組みも強化します。焼津のものづくりを次世代へつなぎ、香りと安心を長く届けていきます。
国産フード選びで迷ったときに、基準を整理できるページ
参考文献
株式会社金虎 会社概要https://kanetora.jp/company/profile/ 大井川工場のISO22000 2018認証や沿革などの一次情報を確認できます。
金虎 ペットフード事業 自社ブランドhttps://kanetora.jp/petfood/brand/ 犬用総合栄養食おさかなの発売時期や開発経緯を記載しています。
金虎 公式オンラインショップ 企業情報https://www.kanetora-shop.jp/shop/pages/about 自社工場の一貫管理や品質管理の方針を確認できます。
農林水産省 ペットフードの安全関係https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/petfood/ ペットフード安全法や表示に関する最新情報を参照できます。
環境省 ペットフード安全法の概要https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/petfood/index.html 飼い主向けの基礎情報と基準規格の解説を確認できます。
一般財団法人 日本ガス機器検査協会 ISO22000の概要https://www.jia-page.or.jp/iso/22000/ ISO22000の位置づけと運用の考え方を解説しています。
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