食材のバナナ

エネルギーと栄養がたっぷり
愛犬の活動的な一日をサポート

バナナ

栄養素、からだを支える理由

カリウムとマグネシウム、筋肉と心臓の土台

電解質のバランスで、動きとめぐりを保つ

バナナにはカリウムとマグネシウムが多く含まれます。どちらも電解質と呼ばれる成分で、筋肉の収縮や神経の伝達を助けます。運動後のけいれん予防や、体内の水分バランス維持にも役立ちます。毎日同じフードだけでは不足しがちなミネラルの補助源として、少量を取り入れると無理なく続けやすいです。

ビタミンB6とC、代謝と守りを後押し

エネルギーづくりと、酸化ストレスのケア

ビタミンB6はたんぱく質や脂質の代謝を助け、元気を支えます。神経伝達物質の材料づくりにも関与するため、落ち着きや学習のしやすさにも好影響が期待できます。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、細胞をさびつきから守ります。果物の中でも手に取りやすく、日々の補給に向いています。

食物繊維、消化のリズムを整える

便の質を保ち、腸内環境をととのえる

バナナの食物繊維は、硬い便にも軟らかい便にも配慮しながら、お通じのリズムを整えるのに役立ちます。果肉がやわらかく消化しやすいので、胃腸が敏感な犬にも少量から試しやすいのが特徴です。

バナナの栄養素と、愛犬に必要な1日の栄養素との比較

愛犬に与えたいバナナの量と体重を入力して、主要な栄養素を比較できます。基準はAAFCOとNRCのガイドラインを参考にしています。

与える量の目安、体格に合わせた考え方

少量から始め、体調と便の状態を見て調整

小型犬は1日あたり約10〜20g、中型犬は約20〜40g、大型犬は約40〜60gを上限の目安とします。運動量や体調により個体差があるため、少なめに始めて様子を見るのが安心です。総カロリーはフードと合わせて考え、与え過ぎを避けます。

手作りへの置き換えではなく、フードの補助として

生の食材を使う手作り食だけで必須栄養素を満たすのは難しい場合があります。カルシウムや微量ミネラルの不足は健康リスクにつながるため、基本は総合栄養食を軸にし、バナナはおやつやトッピングとして少量を添える方法が現実的です。心配なときは獣医師に相談してください。

(栄養素の比較表はパソコンで見ることができます)

食べていただきたい犬、相性のよいタイプ

運動量が多い犬、素早い補給をしたい犬

筋肉と体力の維持に、少量の糖とミネラルを

散歩やスポーツでよく動く犬は、運動後に素早いエネルギー補給が欠かせません。バナナの糖とカリウム、ビタミンB6は、消耗した筋肉や神経の回復を後押しします。与える量はあくまで少量にとどめ、日々の習慣に無理なく組み込みます。

集中しづらい犬や、落ち着きにくい犬

学習の助けとして、低脂肪のごほうびに

トレーニングの合間に小さくカットしたバナナを使うと、低脂肪で達成感を与えやすいごほうびになります。エネルギーの途切れを抑え、短い練習を積み重ねやすくなります。

胃腸が敏感な犬や、シニア犬

やわらかい果肉で、負担をかけにくい補助食

繊維とやわらかな食感により、胃腸へのやさしさが期待できます。高齢期の犬でも噛みやすく、少量の栄養補助として扱いやすい果物です。

注意点、安全に与えるコツ

糖分とカロリー、量は控えめに

肥満や血糖の乱れを防ぐ、上限設定

天然の甘みが魅力ですが、糖分は高めです。小型犬は1日1/4個程度まで、中型から大型犬は1/2個から1個を上限の目安にして、体重や運動量で調整します。便が緩む、食欲が落ちるなどの変化があれば中止して獣医師に相談してください。

皮は取り除き、果肉は小さく切る

誤飲や消化不良のリスクを避ける基本

皮は消化しづらく、詰まりの原因になります。果肉のみを与え、丸のみを防ぐために小さくカットします。初回はごく少量にして、体調を観察します。

主食の置き換えはしない、総合栄養食が土台

全体の栄養バランスを崩さない与え方

バナナはおやつやトッピングの位置づけが基本です。総合栄養食のフードを軸にして、総カロリーと栄養バランスを見ながら量を調整します。持病のある犬や食事制限がある犬は、与える前に獣医師へ確認すると安心です。

参考文献、信頼できる情報源

栄養の基礎と、与え方の判断材料

公的性の高い資料を、要点とともに確認

American Kennel Club 犬はバナナを食べられるかについての解説記事。カリウム、ビタミンB6、ビタミンC、食物繊維、マグネシウムの利点と、過剰摂取の注意点を整理しています。https://www.akc.org/expert-advice/nutrition/can-dogs-eat-bananas/

日本ペット栄養学会誌 維持期におけるイヌ用手作り食レシピの栄養素含量調査。AAFCO基準との比較から、不足しやすい栄養素への注意を提起しています。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpan/20/2/20_99/_pdf/-char/ja/

Association of American Feed Control Officials Pet Food Committee Annual Report 2015。ペットフード基準の審議内容の確認に有用です。https://www.aafco.org/wp-content/uploads/2023/01/Pet_Food_Report_2015_Annual-1.pdf

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