食材のみかん

犬の免疫力をパワーアップする
ビタミンCの宝庫

みかん

栄養素、みかんが支える毎日の元気

ビタミンCで、免疫と若々しさを守る

抗酸化のちからで、細胞をいたわる

みかんはビタミンCが豊富で、体の中で起こる酸化を抑える働きがあります。酸化は細胞に負担をかけ、疲れやすさや不調につながります。ビタミンCはその流れをゆるめ、年齢やストレスで弱りやすい免疫のはたらきを支えます。さらにコラーゲンづくりを助けるため、皮膚や被毛のコンディション維持にも役立ちます。散歩や遊びを毎日楽しむための、ささやかな後押しになります。

βカロテンで、目と粘膜をしっかりサポート

ビタミンAに変わり、見え方と守りを整える

みかんに含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは目の健康や、口や鼻などの粘膜を守るはたらきに関わります。年齢とともに気になってくる見えづらさや、乾燥しがちな皮膚のケアにも、みかんは穏やかに寄り添います。

クエン酸で、疲れにくいからだづくり

エネルギーの回りを助け、動く楽しさを支える

クエン酸はエネルギー代謝に関わる有機酸です。運動後にたまりやすい疲れのもとを分解する流れを助けます。走るのが好きな犬や、活動量が多い日が続くときに、みかんのさわやかな酸味が食欲をそっと押し上げ、からだの巡りを整えます。

食物繊維で、腸と血糖のゆるやかな安定

お通じのリズムと、食後のゆらぎをやさしく調整

みかんには水溶性と不溶性、両方の食物繊維が含まれます。水溶性は食後の糖の吸収をゆるめ、不溶性は便のかさを増やして腸の動きを促します。便秘ぎみでも下しやすいときでも、少量を食事に添えるとリズムが整いやすくなります。

フラボノイドで、めぐりを健やかに

ヘスペリジンが、血管のしなやかさを保つ

みかん特有のポリフェノールであるヘスペリジンは、抗酸化のはたらきとともに血管の健康を支えます。めぐりが安定することで、心臓への負担が軽くなりやすく、高齢の犬にとってもうれしい効果が期待できます。

みかんの栄養比較、愛犬の必要量との見方

愛犬に与えたいみかんの量(g)と愛犬の体重(kg)を入力することで、必要な栄養量とのバランスを確認できます。目安はAAFCOおよびNRCのガイドラインに沿っています。みかんは主食ではなく、おやつやトッピングとしての位置づけにすると全体のバランスが取りやすくなります。

オレンジの与える量の目安(グラム)

  • 小型犬(5kg以下): 1日に約10〜20g
  • 中型犬(5〜20kg): 1日に約20〜40g
  • 大型犬(20kg以上): 1日に約40〜60g

上記の表はAAFCO Annual Meetingの資料をもとに作成しています。詳細な数値は原資料をご確認ください。

食べていただきたい犬、日常に少量を添える意味

免疫を底上げしたい犬、季節の変わり目が気になる犬

繰り返す不調を、栄養でゆるやかに支える

ビタミンCやフラボノイドは、外からの刺激に負けにくいからだづくりに役立ちます。皮膚トラブルや軽い不調を繰り返す場合は、食事全体の見直しにくわえて、みかんを少量から取り入れると、体調の波がなだらかになりやすいでしょう。

目や皮膚のケアを意識したい犬、年齢を重ねた犬

βカロテンとビタミン群で、内側から整える

βカロテンのビタミンA変換や、ビタミンCの抗酸化作用が、見え方や被毛のつやにやさしく効いてきます。年齢による変化を穏やかに受け止め、日々の快適さを守るための小さな工夫になります。

運動が好きな犬、代謝を整えたい犬

クエン酸と食物繊維で、動いた後の回復を助ける

クエン酸は疲れを抱え込みにくい流れを作り、食物繊維は腸の調子を整えます。運動後のごほうびとして、少量のみかんを添えると、気分もからだも前向きになります。

注意点、安心して取り入れるための基準

量は少なめに、糖分のとりすぎを避ける

体格に合わせ、総カロリーの中で考える

みかんは甘さが魅力ですが、糖分はしっかり含まれます。小型犬は10〜20g、中型犬は20〜40g、大型犬は40〜60gを目安にして、主食との合計カロリーが増えすぎないように調整します。与えすぎは下痢や嘔吐の原因になることがあります。

皮と種は外し、実だけを与える

消化の負担と、誤飲のリスクを避ける

皮や白い筋は消化しづらく、種は喉につかえる危険があります。実だけを小さく切り、よく噛める大きさで与えます。完熟したみかんを選び、未熟な青い実は避けます。

体質に合わせて、はじめはごく少量から

アレルギーや胃酸過多に配慮する

柑橘の酸味が合わない犬もいます。初回はひとかけらから始め、かゆみ、赤み、嘔吐、ゆるい便などがないか観察します。合わない様子があれば中止し、獣医師に相談します。

与え方の工夫で、無理なく続ける

トッピングや冷凍スナックで、季節に合わせる

主食に少量をのせるトッピング、細かく切ってそのままのおやつ、暑い日は小さく切って冷凍する食べ方など、季節や体調に合わせて工夫できます。どの場合もあくまで少量が基本です。

調理方法、基本の下ごしらえ

材料、用意するもの

  • みかん

調理手順、実だけをやさしく取り分ける

  1. 洗浄みかんを流水で丁寧に洗います。皮の表面の汚れを落とします。
  2. 皮をむく皮をむき、白い筋もできるだけ取り除きます。
  3. 切り分け房を分け、種があれば取り除きます。犬の大きさに合わせて食べやすく切ります。

色々な食べ方、無理のないアレンジ

定番の食べ方「トッピング」

主食にほんの少しだけ乗せる方法です。香りで食欲がわきやすくなります。

愛犬も喜ぶ「おやつ」

小さく切った実を、練習やごほうびのタイミングで与えます。与える回数に応じて量を減らします。

暑い夏にぴったり「冷凍スナック」

小さく切って冷凍すると、ひんやりとした口あたりで水分補給のきっかけにもなります。食べすぎには注意します。

参考文献、信頼できる情報源

American Kennel Club

Can Dogs Eat Oranges

Pet Poison Helpline

Citrus Poisoning in Dogs and Cats

USDA FoodData Central

Orange, raw の栄養データ

Merck Veterinary Manual

Nutritional Requirements of Dogs

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